タイル状で超薄被膜を実現
Ultra-Thin
エターナルカーボン(ec®)の最大の特徴は、DLC(ダイアモンドライクカーボン)被膜が、タイル状になっていることにあります。この特性により、柔軟な素材、絶縁素材、膨張する素材への成膜が可能となりました。ハサミに使用される鋼材でも成膜できます。
柔軟な素材にもなじむ
Flexble
エターナルカーボン(ec®)は特別な方法で成膜したタイル構造のDLCです。DLCは非常に硬い物質で、同時に非常に薄い被膜です。素材の変化により容易に剥離したり、亀裂を生じたりします。ecRはDLCをタイル構造にすることで、溝部で変形する力を受け、膜にストレスを与えず、素材の変形や膨張に耐えうるものとなったのです。
金属疲労・摩耗に強い
Durable
エターナルカーボンは、フレッティング摩耗(微細な振動による摩耗)を飛躍的に軽減し、よりエネルギー効率を良くする新素材です。
- 1.膜が不連続構造をとることにより、繰返しの基材の変形にも耐えることができます。
- 2.剥離が生じた場合においても、剥離の進展を最小限に抑えることができます。
- 3.膜が不連続構造をとることにより、高面圧に耐えることができます。
- 4.セグメント間の溝に摩耗粉をとらえることができます。
摩擦抵抗が圧倒的に減る
Anti-friction
- 1.圧倒的に摩擦に強い
摩擦の多い箇所では、摩擦による振動、熱が発生しています。ec®はこれに耐えることができる構造になっています。 - 2.油や流体潤滑剤と併用することで、より摩擦を低減できます。
- 3.フッ素樹脂などの個体潤滑層と併用することで、より摩擦を低減できます。上記の流体潤滑剤同様、余分な潤滑剤、ゴミを排除し、より低い摩擦力で表面を覆うことができます。